お中元・お歳暮の送り状のよく使われる言い回し集

お中元・お歳暮の書き方の基本構成で紹介したものだけでなく
送り状を書くときの参考になるような文例を紹介します!

また、お歳暮を贈るのは、厳しい寒さの入り口にあたる季節で、
年末を控え、なにかと気ぜわしいときでもあります。

時候のあいさつも、相手の状況や季節的な環境を的確に踏まえたものにしたいところですよね^^

  • お中元の際のあいさつ集!
  • お歳暮の際のあいさつ集!
  • 贈った品物についての言い回し集!

などもまとめているので、お中元やお歳暮の送り状の書く参考に^^


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お中元の際のあいさつ(②③)

  • 梅雨明けが待たれる今日このごろでございますが、皆様にはご息災にお過ごしのことと存じます。
  • 梅雨も明け、すがすがしい縁日がうれしい季節となりました。
  • 長かった梅雨も明け、いよいよ本格的な夏が到来いたしました。
  • 夏の空かまぶしく感じられるころとなりましたが、ご家族の皆様いかがお過ごしでしょうか。
  • 暑さいよいよ厳しき析となりましたが、ご一同様にはご息災にお過ごしのこととお喜び申し上げます。

お歳暮の際のあいさつ(②③)

  • 年の瀬も押し迫り、寒さもいよいよ本番を迎えましたが、皆様にはご健勝にお過ごしのことと存じます。
  • 本年も残すところあとわずかとなり、何かとお忙しくお過ごしのことと拝察いたします。
  • 本格的な冬の到来を迎え、皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。
  • 師走を迎え、気ぜわしい縁日がつづきますが、ご家族の皆様にはおすこやかにお過ごしのことと存じます。
  • 寒気厳しい日々のうちに、年末も押し迫ってまいりましたが、お元気でご活躍のこととお喜び申し上げます。

贈った品物についての言い回し(⑦)

お中元・お歳暮の送り状の基本文例
▲ お中元・お歳暮の送り状の基本文例

別の記事(お中元・お歳暮の送り状の基本構成)で紹介した基本の構成をおさらいします!

お中元・お歳暮の送り状 基本構成!

お中元・お歳暮の送り状の基本的な構成

  • 夏の(暮れの)ごあいさつのおしるしまでに、
  • 心ばかりの品をご送付申し上げましたので、
  • ご笑納くだされば幸いに存じます」など、
  • A. 贈る目的(お中元・お歳暮として品物を贈ることを伝える)
  • B. 自分の贈った品物について
  • C. 相手への希望

⑦の贈った品物についての言い回しはこのような順に述べるのが基本です。
具体的な品物や相手との関係に応じて、言い回しをアレンジしてみましょう^^


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A. 贈る目的

「お中元(お歳暮)として」ということを言いたいわけですが、
これではあまりに直接的過ぎる印象になります。

「お中元」「お歳暮」という言葉を使うこと自体はかまいませんが、少しソフトな言い方を心がけたいです。

  • お中元(お歳暮)のしるしといたしまして……
  • ささやかなお中元のごあいさつまでに
  • 夏(年末)のごあいさつといたしまして……
  • 日ごろの感謝のおしるしまでに……
  • いつもお世話になっておりますことへの、気持ちばかりのお礼といたしまして
  • 年末にあたり、ご家族で召し上がっていただきたく……
  • お正月の祝い膳にお加えいただければ幸いに存じまして……

ちなみに、お中元やお歳暮はで元来は神仏行事にかかわる慣習で、
現在もお歳暮には正月行事の準備に必要な食品などが贈られています。

お歳暮のあいさつでは「お正月に役立てていただきたい」とするのもいいでしょう^^

B. 贈った品物について

「つまらないものですが」という言い方は、謙譲の度が過ぎて、あまり現代的とはいえません^^;

  • ささやかな
  • 気持ちばかりの
  • 心ばかりの
  • 珍しくもございませんが……
  • お好みに合うかどうかわかりませんが

程度にとどめるか、あるいは、

  • ○○がお好きと伺いましたので……
  • 当地ではちょうど○○の旬でございますので……
  • 幸いにいい○○が手に入りましたので

など、相手のことを思って選んだ品物だということをさりげなくアピールするのもいいでしょう。

その他、配送を依頼した先や、品物の到着予定についても、必要に応じてふれます。

  • 本日、○○デパートよりお送り申し上げました。
  • 別便にてお送りいたしました。
  • お休みの○月○日(○)にお届けするよう、手配いたしました。
  • ご家族の皆様でお召し上がりいただければと、○月○日の日曜日に配達を指定しました。

C. 相手への希望

相手に「受けとってほしい」「食べてほしい」「使ってほしい」ということを伝えます。

基本的な言い回しとして、基本文例にも用いた「ご笑納(ください)」という表現があります。
「笑納」というのは、『お笑いぐさまでに受けとってください』という意味を含めて何かを贈るときのあいさつ語です。食品の場合は「ご笑味(ください)」という言い方もします。

その他の言い回しとしては、

  • お納めくだされば幸いです。
  • ご受納いただければ幸甚に存じます。
  • お試しいただけたらと存じます。
  • お使いいただければ、ありかたく存じます。
  • お目に合えばよろしいのですが。
  • お召し上がりください。
  • どうか、お納めくださいますように。

など、押しつけがましい言い方にならないよう、気をつけます^^


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さいごに

お中元・お歳暮の送り状の基本構成のまとめ

通常の手紙では、時候のあいさつを「〇〇の候(みぎり・節)」という言葉だけですませる場合もあります。しかし、お中元・お歳暮は、季節のごあいさつ、あるいはご機嫌伺いが大きな目的になっていますので、相手に語りかけるように具体的な表現を使うほうがいいでしょう。

そして、季節のあいさつを受ける形で、相手の息災を思いやる表現をつづけると、自然な書き出しのあいさつとなります^^