今回は退院・快気祝いの手紙の書き方の基本構成と文例を紹介しいます!
- 基本文例と書き方のポイントとは?
- 送り状の文例集!
- 事前に贈る? 品物に添える?
などもまとめているので、退院・快気祝いの手紙を書く際の参考に^^
新築祝いの手紙の基本文例と書き方のポイント!
退院・快気祝いの手紙の基本構成!
- ① 退院・全快を祝う言葉
- ② 家族へのいたわりの言葉
- ③ 今後をいたわり、励ます言葉
- ④ 結びの言葉
基本的には、用件だけのシンプルな構成にします。
退院祝い・快気祝いの手紙に使える言い回し文例!
① お祝いの言葉
- このたびは、ご全快にてつつがなくご退院なさいましたとのこと、まことにおめでとうございます。
- ご主人のご退院、ほんとうにおめでとうございます。ほっとなさったことでしょうね。
- 勤務先へのご復帰もお決まりとのこと、ほんとうによかったですね。
- 順調なご本復を確信しておりましたが、めでたくご退院と伺いまして安心しました。
- このたびは、めでたくお床上げの日をお迎えになられましたそうで、ほんとうにおめでとうございます。
- ご入院と伺い、たいへん驚き心配申し上げておりましたが、このようにお早いご退院とは、強靭な体力に感服いたしました。
- ご自宅でのご療養ができるようになって、よかったですね。その後おかげんはいかがですか。
② 家族を気遣う表現
- 思いのほかお早いご退院で、ご家族様のお喜びもひとしおのことと拝察いたします。
- このように早く退院できましたことは、ご家族様のあたたかい看病のたまものでございましょう。
- ご看護にあたられたご家族の皆様にも、あわせてお祝いを申し上げます。
- 家族の太陽ともいえる〇〇さんが復帰し、ご家庭にもあたたかい光が満ちあふれていることでしょう。
③ いたわりと励まし
- ご病気は予後がたいせつだそうでございます、くれぐれもご無理なさいませんように。
- ご家族の皆様も、お疲れが出ませぬよう、どうぞご自愛ください。
- しばらくはご家族に甘えて、ゆっくりお休みになっていただきたいと存じます。
- 働き者の〇〇さんのこと、すぐ元のように動き回るのではないかと心配です。ちゃんと養生なさってくださいね。
- 遠方ゆえ、お見舞いにも伺えず、忸怩たる思いでおりましたが、ご退院の知らせを受け、ほんとうに安心いたしました。
- 今回のご人院は、これからは健康を過信しないようにというサインだったのでしょうね どうか、お体をたいせつに。
- このうえは、ご自宅での療養に専念され、一日も早くご本復なさいますことを、心よりお祈りいたしております。(退院はしたが全快とはいえないとき)
- 当面は、ご静養が專一にお過ごしくださいますよう、お祈り申し上げます。
退院・快気祝いの金品は?
基本的には、金品でのお祝いは必要ありません。
入院中や療養中にお見舞いをしている場合はなおさらです。
ただ、ごく親しい間柄の場合は、
本人の好物の食品や花などをさりげないお祝いとして届けるのもいいでしょう。
直接本人の元気な顔を見て安心したい気持ちも当然のことですが先方は静養が大事な時期ですし、入院生活で面やつれした顔を見られたくない場合もあるでしょう。親子、兄妹などの身内以外は直接伺うのを控えましょう。
さいごに
「退院しました」という知らせが届くのは、ある程度親しい間柄に限られています。
さっそくお祝いの気持ちを伝えたいところですが、先方はまだ体調も万全ではありません。
電話口に呼び出すよりは、退院を喜ぶ気持ちを綴った手紙を送り、相手の都合のいいときに読んでもらうほうがいいでしょう。
ともに喜ぶ気持ちをすぐに伝えるために、
時候のあいさつなどの前文は省略してもかまいません。
また、手紙全体が相手の健康を気遣う内容になりますから、安否のあいさつも省きます。
「慢性化することもあるそうですからお気をつけて」「リハビリが辛そうですが……」など、心配のあまりマイナス面ばかりを気遣うのは禁物です。あくまでも前向きに励ます表現を心がけましょう。