結婚祝いの手紙を書くケースとしては、
- 披露宴に招待され出席する
- 披露宴に招待されたが欠席する
- 披露宴に招待されていないがお祝いを贈る
- 披露宴を行わないが、お祝いだけは贈る
- 事後に知ったなどして、手紙で祝う
など、いくつかの場合が考えられます。
結婚祝いの手紙の基本構成に、
それぞれのシーンに合わせた表現を加えるとより丁寧になります。
今回は結婚祝いの基本的な手紙の書き方と文例を紹介します!
- 基本構成と書き方のポイント!
- 結婚祝いの文例集!
- 各シーンに合わせた表現方法!
などもまとめているので、結婚祝いの手紙の書き方をマスターしちゃいましょう^^
結婚祝いの手紙の基本構成!
結婚祝いの手紙の構成!
- ① 頭語
- ② 時候のあいさつ
- ③ 結婚を祝う言葉
- ④ 結婚に対する感慨、心情
- ⑤ お祝いの金品について
- ⑥ 結びの言葉(結語)
③ 結婚を祝う言葉
- このたびは、ご子息様のご結婚がお決まりになったとのこと、心よりお祝いを申し上げます。
- ○○さん、このたびはご結婚おめでとうございます。
- 申し分ないご良縁を、心からお祝いいたします。
- 承りますところ、ご子息様にはこのたびご良縁がととのわれ、華燭の典を挙げられます由、謹んでご祝詞を申し上げます。(あらたまった相手に)
④ 結婚に対する感慨・心情
- たいへんご立派なご家庭に育ったお嬢様だそうで、きっと理想の家庭をお築きになられることでしょう。
- お相手は、ご勤務先でも将来を嘱望される方だそうで……
- お嬢様がお選びになった方ですもの、さぞすばらしい男性なのでしょうね。
- 絵に描いたようなお似合いのカップルですね。
- まことに好ましいご縁組と存じます。
- ご両親のご寵愛を一身に受けてお育ちになったお娘様ですから、愛情あふれるご家庭を作られることと……
- 手塩にかけてお育てになったご子息様のご結婚、感慨もひとしおと拝察いたします。
- 大事にはぐくんでいらっしゃった愛が実ってのご結婚、これほどおめでたいことはありません。
- 吉報が届くのを待ち望んでおりました。
- 頼もしい(やさしい)パートナーとごいっしょに力を合わせ、明るくあたたかいご家庭を築いてくださいね。
⑤ お祝いについて
- 何か記念になるものをとも思案いたしましたが、若いお二人のお好みがわからず、失礼ながら心ばかりのお祝いを同封させていただきました。
- お祝いは何がよろしいでしょう。後日、ご希望を伺わせてください。
- ささやかなお祝いの品を別便にてお送り申し上げましたので、お納めください。
⑥ 結びの言葉
- 本来ならばさっそくお伺いいたしましてお祝いを申し述べるところ、略儀ながら書中にて失礼させていただきます。
- 幾久しいご多幸を心よりお祈り申し上げます。
- ご両家のいやさかなることを心より祈念いたしまして、まずはお祝い申し上げます。(いやさか=【弥栄】今までよりももっと栄えること。あらたまった相手に)
- 当日は、花婿さんに初めてお目にかかれるのを楽しみに伺わせていただきます。
- 晴れの日を控え、どうかお体をたいせつに。
- どうぞ末永くお幸せに!
- まずは謹んでお祝いを申し上げます。
- いつまでも仲むつまじくお幸せに。
- 末筆ながら、ご子息様にどうぞよろしくお伝えください。
いろいろなケースの結婚祝いの文例!
結婚祝いの手紙を書くケースとしては、
- 友人の再婚を祝う
- 披露宴を行わない二人へ
- 披露宴欠席のおわびを兼ねて
- 結婚通知で結婚を知って
などの事情に合わせた文例はこちらで紹介しています!
再婚や披露宴欠席などの結婚祝いの手紙の書き方・文例集!>>
さいごに
披露宴に出席する場合は、当日に直接お祝いを述べることができます。
本人の知人友人なら、披露宴出席を伝えるはがきに、ひとことメッセージを添え、
簡単にお祝いの気持ちを伝えるだけでいいでしょう。
しかし、親御さんと親しい間柄で招待を受けた場合は、
招待されたお礼を兼ねて、親あてにお祝い状を送ると丁寧です。
結婚祝い用のカードも市販されていますので、それを利用するのも一法です^^