お中元・お歳暮へのお礼状の書き方、基本構成とは?

最近では、お礼状を省略するケースもありますが、
やはり「季節のあいさつ」「日頃の感謝の気持ち」を相手に伝えたいところです。

お中元・お歳暮へのお礼状は、「確かに届きました」という通知も兼ねています。
ですから、受けとってすぐにお礼状を出すことがいちばん大切です。

そこで、お中元・お歳暮のお礼状の書き方の基本構成をわかりやすく紹介します!

  • お中元・お歳暮へのお礼状の基本構成!
  • お中元・お歳暮へのお礼状の基本文例!
  • お礼状で使える言い回し!

などもまとめているので、お中元・お歳暮のお礼状の書き方をマスターしちゃいましょう^^


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お中元・お歳暮へのお礼状の基本構成!

▲お中元・お歳暮へのお礼状文例(ややあらたまった相手)

お中元・お歳暮へのお礼状 基本構成!

  • ① 頭語
  • ② 時候のあいさつ
  • ③ 相手の息災を喜ぶ言葉
  • ④ 自分の安否を伝える
  • ⑤ お中元(お歳暮)を受け取ったお礼
  • ⑥ 品物についての感想
  • ⑦ 今後につなげるあいさつ
  • ⑧ 結語

お礼状の構成は次の通りで、赤字の項日は必ず盛り込みます。

あらたまった相手や儀礼的なお礼状の場合は、
形式にのっとり、頭語や時候のあいさつから始めるのがいいでしょう。

季節のあいさつであるお中元・お歳暮が贈られたということは、
相手が元気に暮らしているというあらわれでもあります。

なので、相手に対しての安否のあいさつ()は、
「いかがお過ごしですか?」という問いかけではなく
「お元気そうでなによりです」と相手の無事・健康・息災を喜ぶ表現にします。

の贈られた品物についての感想は、
できれば具体的な表現で、自分の気持ちを伝えたいところです。

別記事で、贈られた品物や相手との関係に応じた表現の例をご紹介していますので、ご参考に。
お中元・お歳暮の品物に応じたお礼の手紙文例集!>>


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お中元・お歳暮のお礼状で使える言い回し!

▲お中元・お歳暮のお礼状文例(親しい間柄の相手)

親しい相手へのお礼状や、感謝の気持ちを強調したい場合は、あえて時候のあいさつを省いて「このたびはありがとうございます」という感謝の言葉で書き出す方法もあります^^

③ 相手の息災を喜ぶ言葉

  • 皆様お元気そうで何よりと存じます。
  • 奥様からごていねいなごあいさつのお手紙をいただき、恐縮しております。
  • 皆様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

⑦ 今後につなげるあいさつ

  • 夏バテなどなさいませんよう、ご自愛ください。
  • ご家族おそろいで、よい新年をお迎えになられますよう、お祈り申し上げます。
  • 今後とも変わらぬご交誼のほどを、心よりお願い申し上げます。

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さいごに

お礼は電話より手紙やはがきのほうが丁寧ですが、時と場合によります。
親しい間柄では、お礼を兼ねて近況伺いのために電話をするほうが相手も喜ぶ場合があります。

また、生鮮食料品を送られた場合や、期日指定で配送を手配した場合などは、先方も到着を気にかけているはずです。
受けとったらすぐにお礼の電話をして、きちんと届いたことを知らせ、後日あらためてお礼状を出せばより丁寧です。

お土産に添える手紙(送り状)の書き方とは? 文例も紹介!

旅行先でのお土産や身の回りの名産品などなど。
日ごろお世話になっているかたや、仲の良い友人に贈り物を送ることってありますよね^^

こちらは好意だとしても相手からすると
「いきなり送られてきたけど何? 何で?」といったことにもなりかねません^^;

そこで大切なのが送り状です!

お土産や名産品、お礼の品を送る際の送り状の書き方を例文を交えて紹介します。

  • 送り状の例文!
  • 使える言い回し例文集!
  • 書く際のポイント!

などもまとめているので、お土産を送る際の参考にしてみてください^^


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例文 「お世話になったお礼の品を送る場合」

▲お土産に添える手紙(送り状)の例文

相手のことを思いながら選んだ品物を贈り、あたたかい気持ちのこもった品物を贈られることは、とてもすてきなコミュニケーションです。


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お土産や名産品、お礼品の送り状に使える言い回し集!

▲名産品やお土産、お礼品の送り状に使える言い回し
  • ほんのお礼のしるしに……
  • ささやかですが、お誕生日のお祝いに
  • 旅行先で、おいしそうな海の幸に出会ったものですから……
  • いつぞやは、珍しい御地の○○をお送りくださいましてありがとうございました。
  • ことしも〇〇の季節がやってきました。毎年かわり映えもせず恐縮ですが……
  • たまには懐かしい郷里の味で、一献傾けていただきたく……
  • 市場で〇〇を見かけ、あなたのご好物であることを思い出したものですから
  • 実家からとれたての○○がたくさん届きました。わが家ではとても食べ切れませんので、お手伝いしてくださいね。
  • いただき物で失礼ではございますが
  • 到来物ですが、お福分けとして少々お届けさせていただきます。(「おすそ分け」という言葉は、上から下へ分けてやるという印象があるため、贈る側は使いません。ただし受けとった側か「おすそ分けにあずかり……」などと使うのはかまいません)
  • 当地名産の春の香りをお届けいたします。
  • 最近できたお店なのですが、なかなか評判がいいようで、一度お試しいただきたく……
  • 軽くゆがいて、おひたしにしてお召し上がりください。お口に合えば幸いです。
  • (珍しい食品や地域の名産品などの場合は、調理方法などについても書き添えると親切です)

  • お好みに合ったものをお選びいただきたく、失礼とは存じましたが……(カタログギフトや商品券を贈るときは、このようなひとことを添えると丁寧です)

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さいごに

親しい間柄なら「あなたの好物を見かけたから」「あなたに似合いそうだから」と品物を贈ることもあるでしょう。しかし、一般的なおつきあいの範囲では、贈答を行うときは何がしかの「理由」があります。

  • お世話になったお礼として
  • 旅行のおみやげとして
  • 誕生日などのプレゼントとして
  • 到来物のおすそ分けとして
  • 以前にいただいた品物のお返しとして

など、相手が不審に思ったり、過度に恐縮しないように、
先方の精神的負担を軽くする理由を添えた送り状を出すのがマナーといえるでしょう。

お中元・お歳暮の送り状の書き方と基本構成とは?

最近では自分用や友人にお中元やお歳暮を贈るケースも増えてきましたが勤務先の上司や取引先、仲人、習い事の先生などなど。お中元やお歳暮は目上の人に贈ることがほとんどですよね。

先方に対して失礼がないようにしたいものです^^;

そこで重要になるのが「送り状」です!

季節のあいさつと日頃の感謝を込めた「送り状」の書き方をわかりやすく紹介します。

  • 基本文例と書き方のポイントとは?
  • 送り状の文例集!
  • 事前に贈る? 品物に添える?

などもまとめているので、お中元・お歳暮の送り状の書き方をマスターしちゃいましょう^^


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お中元・お歳暮の送り状の基本文例と書き方のポイント!

▲お中元・お歳暮の送り状の基本文例

お中元・お歳暮の送り状 基本構成!

  • ① 頭語
  • ② 時候のあいさつ
  • ③ 相手の安否を尋ねる
  • ④ 自分の安否を伝える
  • ⑤ ご無沙汰のおわび
  • ⑥ 日ごろの感謝の気持ち
  • ⑦ そのしるしとして、お中元(お歳暮)を贈ること
  • ⑧ 品物について
  • ⑨ 送付する略儀のおわび
  • ⑩ 今後につなげるあいさつ
  • ⑪ 結語

基本的な構成は上記の通りで、赤文字の項日は必ず盛り込みます。

②③⑥⑦⑩の部分を意識して、相手との関係や品物に応じて書き進めるとまとまりがよくなります^^

● ⑧の品物に関する表現の補足

  • 珍しい品物、特産品などの場合はそのいわれや食べ方、使い方
  • どこからどのように送ったか
  • 品物の到着予定日

など、相手の状況に合わせて知らせておいたほうが親切と思われることを書き添えます。

● ⑨のおわびの補足

本来お中元やお歳暮は、直接相手のお宅へ持参するのが正式とされています。現在は、デパートなどから配送する方法が一般的になっており、送付すること自体は失礼にはあたりませんが、格式を重んじる相手で、ご自宅が近隣にあるような場合は、ひとこと添えると丁寧です。

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他の言い回し、送り状の文例集!

②③⑥⑦⑩の部分がベースになるので、この部分で他に使えそうな言い回しや文例を紹介します!

⑥ 日ごろの感謝の気持ち

  • 平素はひとかたならぬご厚情をたまわり、厚く御礼を申し上げます。
  • 日ごろから主人がたいへんお世話になり、まことにありがたく存じております。
  • 日ごろは親身なご指導をいただき、深く感謝しております。
  • いつも娘がお世話をかけております。
  • 平素よりなにかとお心をかけていただき、あらためて御礼を申し上げます。
  • 一年間、未熟な私どもをお導きくださいまして、本当にありがとうございました。
  • 日ごろより当店をご愛顧いただき、心より御礼を申し上げます。

⑩ 今後につなげるあいさつ

  • 今年は猛暑との予想でございます。くれぐれもお体をおいといください。
  • 暑さ(寒さ)厳しき折、いっそうのご自愛をお祈りいたしております。
  • ますます暑さ(寒さ)がつのりますので、お体を大切にお過ごしください。
  • 今後ともなにかとお世話になることと存じますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
  • 今後ともよろしくご指導のほどをお願い申し上げます。
  • 本来ならばごあいさつに伺うべきところ、まことに略儀ながら書中にて失礼させていただきます。

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事前に贈るか? 品物に添えるのか?

お中元やお歳暮の送り状をいざ書き進めても
どのタイミングで送り状を送るべきなのか少し考えてしまったりします^^;

そこで、送り状の送り方についてまとめます!

  • 挨拶文を品物に添えるほうが実際的!
  • 文面は「お送り(お届け)いたしました」などとします。
    品物が先で送り状が後になるような失敗がありません。

  • 送り状を品物より先に送るほうが丁寧な印象!
  • 事前に送る場合は「(品物)を別便にてお送りいたしました」などとします。
    品物が到着する前日までには届くように送りましょう。

送るときは、封書でなく、はがきでもかまいません添え状の場合は、
便箋またはカードに書きますが、いったん封筒に入れてから品物に添えるのがマナーです。

どちらでも、送り状の役割りが果たせていれば失礼にはあたりません^^

さいごに

さいごにお中元・お歳暮の送り状の抑えておきたいポイントをおさらいします!

基本構成のおさらい!

  • ② 時候のあいさつ
  • ③ 相手の安否を尋ねる
  • ⑥ 日ごろの感謝の気持ち
  • ⑦ そのしるしとして、お中元(お歳暮)を贈ること
  • ⑩ 今後につなげるあいさつ
お中元・お歳暮は「日ごろの感謝の意を込めて」「季節のけじめのごあいさつ」として贈るものです。あくまでも主体は感謝やあいさつの言葉で、それを形にしたのが品物です。

「お中元」「お歳暮」と書いたのし紙をつけただけの品物をデパートなどから送りっぱなし、というのは先方に対して失礼にあたる場合があるので注意しましょう^^

お中元・お歳暮の送り状によく使われる言い回し例文集!

お中元・お歳暮の書き方の基本構成で紹介したものだけでなく
送り状を書くときの参考になるような文例を紹介します!

また、お歳暮を贈るのは、厳しい寒さの入り口にあたる季節で、
年末を控え、なにかと気ぜわしいときでもあります。

時候のあいさつも、相手の状況や季節的な環境を的確に踏まえたものにしたいところですよね^^

  • お中元の際のあいさつ集!
  • お歳暮の際のあいさつ集!
  • 贈った品物についての言い回し集!

などもまとめているので、お中元やお歳暮の送り状の書く参考に^^


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お中元の際のあいさつ(②③)

  • 梅雨明けが待たれる今日このごろでございますが、皆様にはご息災にお過ごしのことと存じます。
  • 梅雨も明け、すがすがしい縁日がうれしい季節となりました。
  • 長かった梅雨も明け、いよいよ本格的な夏が到来いたしました。
  • 夏の空かまぶしく感じられるころとなりましたが、ご家族の皆様いかがお過ごしでしょうか。
  • 暑さいよいよ厳しき析となりましたが、ご一同様にはご息災にお過ごしのこととお喜び申し上げます。

お歳暮の際のあいさつ(②③)

  • 年の瀬も押し迫り、寒さもいよいよ本番を迎えましたが、皆様にはご健勝にお過ごしのことと存じます。
  • 本年も残すところあとわずかとなり、何かとお忙しくお過ごしのことと拝察いたします。
  • 本格的な冬の到来を迎え、皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。
  • 師走を迎え、気ぜわしい縁日がつづきますが、ご家族の皆様にはおすこやかにお過ごしのことと存じます。
  • 寒気厳しい日々のうちに、年末も押し迫ってまいりましたが、お元気でご活躍のこととお喜び申し上げます。

贈った品物についての言い回し(⑦)

▲ お中元・お歳暮の送り状の基本文例

別の記事(お中元・お歳暮の送り状の基本構成)で紹介した基本の構成をおさらいします!

お中元・お歳暮の送り状 基本構成!

  • 夏の(暮れの)ごあいさつのおしるしまでに、
  • 心ばかりの品をご送付申し上げましたので、
  • ご笑納くだされば幸いに存じます」など、
  • A. 贈る目的(お中元・お歳暮として品物を贈ることを伝える)
  • B. 自分の贈った品物について
  • C. 相手への希望

⑦の贈った品物についての言い回しはこのような順に述べるのが基本です。
具体的な品物や相手との関係に応じて、言い回しをアレンジしてみましょう^^


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A. 贈る目的

「お中元(お歳暮)として」ということを言いたいわけですが、
これではあまりに直接的過ぎる印象になります。

「お中元」「お歳暮」という言葉を使うこと自体はかまいませんが、少しソフトな言い方を心がけたいです。

  • お中元(お歳暮)のしるしといたしまして……
  • ささやかなお中元のごあいさつまでに
  • 夏(年末)のごあいさつといたしまして……
  • 日ごろの感謝のおしるしまでに……
  • いつもお世話になっておりますことへの、気持ちばかりのお礼といたしまして
  • 年末にあたり、ご家族で召し上がっていただきたく……
  • お正月の祝い膳にお加えいただければ幸いに存じまして……

ちなみに、お中元やお歳暮はで元来は神仏行事にかかわる慣習で、
現在もお歳暮には正月行事の準備に必要な食品などが贈られています。

お歳暮のあいさつでは「お正月に役立てていただきたい」とするのもいいでしょう^^

B. 贈った品物について

「つまらないものですが」という言い方は、謙譲の度が過ぎて、あまり現代的とはいえません^^;

  • ささやかな
  • 気持ちばかりの
  • 心ばかりの
  • 珍しくもございませんが……
  • お好みに合うかどうかわかりませんが

程度にとどめるか、あるいは、

  • ○○がお好きと伺いましたので……
  • 当地ではちょうど○○の旬でございますので……
  • 幸いにいい○○が手に入りましたので

など、相手のことを思って選んだ品物だということをさりげなくアピールするのもいいでしょう。

その他、配送を依頼した先や、品物の到着予定についても、必要に応じてふれます。

  • 本日、○○デパートよりお送り申し上げました。
  • 別便にてお送りいたしました。
  • お休みの○月○日(○)にお届けするよう、手配いたしました。
  • ご家族の皆様でお召し上がりいただければと、○月○日の日曜日に配達を指定しました。

C. 相手への希望

相手に「受けとってほしい」「食べてほしい」「使ってほしい」ということを伝えます。

基本的な言い回しとして、基本文例にも用いた「ご笑納(ください)」という表現があります。
「笑納」というのは、『お笑いぐさまでに受けとってください』という意味を含めて何かを贈るときのあいさつ語です。食品の場合は「ご笑味(ください)」という言い方もします。

その他の言い回しとしては、

  • お納めくだされば幸いです。
  • ご受納いただければ幸甚に存じます。
  • お試しいただけたらと存じます。
  • お使いいただければ、ありかたく存じます。
  • お目に合えばよろしいのですが。
  • お召し上がりください。
  • どうか、お納めくださいますように。

など、押しつけがましい言い方にならないよう、気をつけます^^


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さいごに

通常の手紙では、時候のあいさつを「〇〇の候(みぎり・節)」という言葉だけですませる場合もあります。しかし、お中元・お歳暮は、季節のごあいさつ、あるいはご機嫌伺いが大きな目的になっていますので、相手に語りかけるように具体的な表現を使うほうがいいでしょう。

そして、季節のあいさつを受ける形で、相手の息災を思いやる表現をつづけると、自然な書き出しのあいさつとなります^^

手紙の書き方! 4つの構成で基本的なスタイルをマスター!

冠婚葬祭や上司に家族、お世話になっている方に手紙を書く機会は年を重ねるごとに増えていきますよね。メールやSNSの利用が増えてきたせいか、手紙を書くのは突然に感じます。

先日、友人の娘が小学校へ入学することになりました。
「おめでとう」の気持ちはメールで済ませたのですが、簡単なプレゼントを贈ることにしました^^

……ところが、ただ送れば何とかなるだろうと思っていたのですがモノだけ贈るのは何だか味気ないので手紙も合わせようとペンを手に取り悩み込んでしまいました^^;

そこで、手紙の書き方にコツがあるのではないかなと調べてみました!
実際に書いた文章を例として紹介するので、文才なんかなくてもそれっぽい手紙が書けるようになりますよ!

  • 基本に沿った手紙文例!
  • 4つのブロックの基本とは?
  • 4ブロックを細かく解説!

手紙を書くにも基本が大事です! まずは基本を抑えていきましょう^^

4つのブロックの基本とは?

早速、基本の4つのブロックを意識して書いた文章を紹介します!

手紙文は【前文】【主文】【末文】【後付】の4つの構成からできています。
この4つの役割りを理解できれば楽々にスラスラと手紙が書けるようになります!

手紙は4つのブロックで構成!

  • 前文 (①②③④
  • 主文 (⑤⑥
  • 末文 (⑦⑧⑨
  • 後付け (⑩⑪⑫

4つのブロックとそれぞれの要点をわかりやすく解説していきます!


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● 前文

最初のあいさつの部分を、手紙では「前文」といいます。

①頭語

「こんにちは」にあたる「拝啓」などの書き出しの言葉です。

②時候のあいさつ

基本になるあいさつです。「あたたかくなりましたね」「紅葉が美しい季節ですね」など、季節感をあらわす言葉をつづけます。

③安否を尋ねるあいさつ

「お元気ですか」「お忙しいことでしょうね」など、相手の様子を尋ねます。その後「私も元気です」など、自分の安否を知らせる表現をつけ加えることもあります。

④お礼やお詫びのあいさつ

「いつもありがとう」「ご迷惑ばかりおかけして」など、相手との関係に応じて感謝や恐縮の気持ちを伝えます。

● 主文

手紙の主体となる、用件の部分です。

⑤起こし言葉

主文に入るときは、改行して1文字下げて新しい段落にし、「さて」「このたびは」などと書き始めます。これは、前文でのあいさつが終わり、さあ、ここからが手紙の用件ですよ、ということをわかりやすく示すための表現です。

⑥本文

お祝いなら「おめでとう」、お礼なら「ありがとう」の気持ちをまず伝えます。たとえば、文例の入学祝いの場合「太郎くんが生まれたときは……、うちに遊びに来たときは……」と書き連ねては、何の手紙なのかわかりにくくなってしまいます。


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● 末文

用件の後のあいさつです。話すときも、用件が終わっていきなり「さようなら」とは言わないはず。手紙を締めくくるあいさつが必要です。

⑦結びのあいさつ

本文の後には、「お元気でね」「また会いましょう」など、相手の健康や活躍を祈る言葉、今後につなげる表現などを添えます。

⑧結びの言葉

手紙ならではの便利な言い回しとして、「まずは◯◯まで」という表現があります。◯◯には、お祝い、お礼、ご連絡、ご返事など、手紙の内容をあらわす言葉が入ります。

⑨結語

「さようなら」にあたる、手紙文を結ぶ言葉です。「拝啓」で始まったら「敬具」で終わるというふうに、頭語に合わせた結語を用いるのがルールです。

● 後付け

これも手紙ならではの形式です。しかし、書くべきことは決まっているので、順番さえまちがわなければOKです。

⑩日付

手紙を投函する日付です。

⑪署名

自分の名前は下方に書きます。

⑫あて名・敬称

相手の名前に「様」などの敬称をつけ、行頭から書きます。


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さいごに

手紙は形式があるから苦手という方もいますが、
実は「形式があるからこそ楽」とも言えますよね^^

現在の暮らしの中で手紙を書こうと思うのは、電話ですませては失礼になる相手や用件の場合が多いと思います。

そんなとき、形式にのっとった手紙は、それだけで礼儀正しい印象を与えることができます。

基本構成のおさらい!

  • 前文(最初のあいさつ)
  • 主文(手紙の用件)
  • 末文(用件後のあいさつ)
  • 後付け(日付・署名・宛名)
形式といっても、何も特別なものではありません。
電話などで気軽に話すときも、用件を切り出す前に「こんにちは」「先日はどうも」などとあいさつをし、最後には「また近いうちにお会いしましょう」などと言いますが、手紙もそれと同じことです。

4つのブロックを意識すれば思いも相手にグッと伝わりやすくなりますよ。
自信が持てないときは、家族や友人に手紙を送って練習してみてはいかがでしょうか^^

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