昇進祝い・栄転祝いの手紙の文例と書き方のポイント!

人事異動に伴う昇進や栄転は、ビジネスの現場では日常的に行われることですが、
本人にとってはやはり大きな喜びであり転換点となります。

知らせを受けたら、これまでお世話になったお礼を述べるとともに、
今後の発展を祈る晴れやかな言葉を贈りましょう。

ただし、その表現の仕方は、相手との関係によって大きく違ってきます。

今回は、昇進祝い・栄転祝いの手紙の書き方と文例を紹介します!

  • 基本文例と書き方のポイントとは?
  • 送り状の文例集!
  • 事前に贈る? 品物に添える?

などもまとめているので、昇進・栄転祝いの手紙を書く際の参考に^^


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昇進祝い・栄転祝いの手紙の基本構成!

▲【基本文例】 昇進祝い(ビジネス上の関係者へ)

昇進祝い・栄転祝いの手紙の基本的な構成

  • ① 頭語、時候のあいさつ
  • ② 昇進・栄転を祝う言葉
  • ③ これまでお世話になったお礼
  • ④ 今後に期待する言葉
  • ⑤ 相手の活躍・健康を祈る言葉
  • ⑥ お祝い・餞別の金品について
  • ⑦ 結びの言葉、結語

基本的な構成は上記の通りで、赤文字の項日は必ず盛り込みます。


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昇進祝い・栄転祝いの手紙に使える文例!

▲【基本文例】 栄転祝い(親しい相手へ)

② お祝いの言葉

  • 取締役ご就任との吉報に接し、心よりお祝いを申し上げます。
  • このたびの社長ご就任を祝し、謹んでご祝詞を申し上げます。
  • ③ これまでのお礼

    • 〇〇支社ご在任中は、格別のご高配にあずかりまして、深く感謝いたしております。
    • 析にふれ、お心にかけていただきまして、ほんとうにありがとうございました。

    ④④ 今後の活躍を祈る言葉

    • どうか十分にご自愛の上……
    • ご心労も多いこととは存じますが……
    • ご家族と離れるのはお辛いでしょうが
    • 新しいお立場でも、いっそうのご手腕(ご才腕/ご敏腕/すぐれた指導力/リーダーシップ)を発揮なさることを確信しております。
    • さらなるご奮励(ご活躍/ご躍進/ご発展/業績向上)を心よりお祈りいたします。

    ⑥ お祝いについて

    • お世話になった有志一同より、ささやかな記念品を別便にてお送りいたしましたので、どうかご受納ください。
    • 心よりの感謝を込めて、お祝いとさせていただきます。(金品を贈らないとき)

    ⑦ 結びの言葉

    • いずれ拝眉の上、ごあいさつを申し上げますが、本日はまずは書中にてお祝いを申し上げます。
    • 本来ならば、拝趨の上、これまでの御礼を申し上げるべきところでございますが……
    • 赴任前に、一席設けたいと存じますが
    • 壮行会には必ずや出席させていただきますが……
    • 引き継ぎにご多忙と存じまして、本日は書面にてお祝いを申し上げます。

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    お祝いの餞別を贈るとき

    昇進や栄転に際して、お祝いや餞別を贈るかどうかは、それまでの慣習や会社の規定によります。
    いずれにしろ、金品を相手の会社あてに送ったり、自社内でやりとりするのは好ましくありません。金品を添えた祝い状は、必ず相手の自宅あてに送ります。

    さいごに

    取引先の担当者や役員など、ビジネス上だけの関係者に対しては、
    今後のいっそうの活躍と会社の発展を祈ることが主体となります。
    ビジネス文書としての形式にのっとり、あらたまった言い回しを用いる必要もあります。

    一方、個人的にも親しくしている取引先や、
    ビジネスとは関係ない友人・知人の昇進や栄転を祝うこともあります。

    その場合は、今後の活躍を折りながらも、激務の心配や、転勤で離れてしまう寂しさなど、親しみのこもった率直な表現がほしいところです。

    ビジネス文書のような形式にととのえてしまうと、
    かえって気持ちが伝わりにくくなることもあります。

    ビジネス上の相手へも、個人的な知人へも、手紙の構成要素は同じですが、
    相手によって適した表現を用いることが大事なのです。

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